Homebrewにインストールしたパッケージを簡単にバックアップ＆復元

Homebrewは、MacOSのためのパッケージマネージャーです。何千ものプログラムやアプリケーションに簡単にアクセスでる便利なツールで、Github上のオープンソースコミュニティによって開発・保守されています。

先日、homebrew bundle を使ってHomebrewの設定を一気にバックアップし、復元してみたところ、非常に便利だったので、そのやり方をご紹介します。

Homebrewをインストール

まだHomebrewをインストールしていない場合は、MacOSのターミナルで以下のコマンドを実行し、インストールしてください。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

詳しくは下記のリンクを確認してください。

参考：
macOS（またはLinux）用パッケージマネージャー — Homebrew

brew --version を実行し、バージョンが表示されればインストール成功。

brew --version
Homebrew 2.5.7

パッケージをBrewfileにバックアップ

Homebrewを使ってインストールされているパッケージやアプリを、Brewfileというファイルにリスト化します。

brew bundle dump

※ Brewfileは上のコマンドを実行した場所に作成されます

作成されたBrewfileファイルをテキストエディタで開くとこんな感じ。

tap 'caskroom/cask'
tap 'homebrew/bundle'
tap 'homebrew/core'
tap 'homebrew/dupes'
tap 'homebrew/php'
tap 'homebrew/services'
tap 'homebrew/versions'
brew 'android-platform-tools'
brew 'autoconf'
brew 'boost'
brew 'readline'
brew 'calc'
brew 'cscope'
...

このBrewfileはDropboxなどのクラウドファイルストレージや、外付けHDなどに保管しておきましょう。

今回はDropboxに入れておきました。

mv Brewfile ~/Dropbox

Brewfileを使って一気に復元する

先ほど作成したBrewfileを使って、Homebrewにインストールしてあったパッケージやアプリを一気に復元していきます。

まずは、Brewfileがある場所まで移動。

cd ~/Dropbox

そして、下記のコマンドを実行。

brew bundle

たったこれだけ🙌

無事に全てのパッケージやアプリがインストールされていました！